ウズベキスタンは、海外で働く人が比較的多い国です。一番多いのは、地理的に近い欧州ですが、近年では、ドバイやシンガポール、日本での就労を希望する人も増えてきました。
2026年5月には、ウズベキスタン政府主催の海外就労フォーラムも開催されました。弊社にもそのフォーラムの取材依頼が来ましたので、国をあげて海外就労を支援していることがわかります。
ウズベキスタン人を雇用する場合、日本人や他の外国人と共通するポイントに加えて、ウズベキスタン人の特徴や制度理解も重要になります。
このページでは、ウズベキスタンを雇用する際に、最低限留意してほしい点を実務目線でまとめました。

在留資格(就労ビザ)が取れるか?
ウズベキスタン人を採用する場合、原則、就労可能な在留資格(就労ビザ)を取ることが必要です。
日本に住むウズベキスタン人が持っている主な就労ビザは下記です。
| 職種 | 在留資格 |
| 大学教授 | 高度専門職・教授 |
| 研究者 | 高度専門職・研究 |
| 通訳翻訳、営業、マーケティング、ホテルフロント、技術職など | 技術・人文知識・国際業務(技人国) |
| 工場内作業、介護、ビルクリーニング、農業、自動車運送等 | 特定技能 |
人によって日本語能力がバラバラ
ウズベキスタン人は、親日的と言われますが、日本語レベルについては、個人差が大きいです。
- 会話も読み書きもできる人
- 会話がほぼ大丈夫だが、読み書きができない人(全くできない人もいます)
- 会話は弱いが、読み書き(漢字含む)は比較的得意な人
日本語レベルの確認方法としては、下記があります。
- 日本語能力試験に合格しているかの確認(日本語能力試験N2以上あればベター)
- 面接時に筆記テストも行う
イスラム教徒が多い
ウズベキスタン人にはイスラム教徒が多いです。
ただ、それほど厳格なルールではないようです。
日本をはじめ、イスラム圏以外で働く人は、その国に合わせて働き方を柔軟に変えている人が多い印象です。
ただ、面接時に、下記は確認しておいたほうがよいと思います。
- 礼拝をしますか?(稀に、1日5回、絶対厳守の人もいます)
- 礼拝に関し、会社側で配慮や準備が必要ですか?(礼拝スペースの確保など)
- 食事制限はありますか?(豚肉NGなど)
- ラマダン(断食月)はありますか?
母国のエージェントに手数料を払っていることが多い
ウズベキスタンに住むウズベキスタン人を採用する場合、この点も留意しておきましょう。
日本の法律では、人材紹介会社などが、本人から手数料をもらうことは違法です。
しかし、欧州などでは、人材紹介会社が本人から手数料をもらうことは違法でも何でもありません。
むしろ、それが主流です。
ただ、それが高額である場合、借金をしているケースもあります。
こうした場合、思っていたより手取りが低かったり、残業が少なかったりすると、転職につながる場合があります。
ミスマッチを防ぐため、手取り額や残業の有無などについては、正直に伝えておいたほうがよいと思います。
弊社では、外国人の在留資格に関してトータルでサポートしております。
在留資格が取れるかどうかのリーガルチェックから在留資格申請、そして、許可後のサポートまで対応します。
ウズベキスタン人の採用に関し、お困りのことがありましたら、採用で失敗する前に、ご相談ください。
この記事を書いた人 行政書士 濵川恭一





